ミズヒキミノカサゴ

ミズヒキミノカサゴ

28
5月

【ポイント】 一湊タンク下No.2 【水温】 23.3℃ 【透明度】 20m 【海況】 凪ぎ 【天候】 雨 【潜水時間帯】 14:26-16:18 【潮まわり】 10:27 65cm 干潮 / 16:47 171cm 満潮 / 若潮(月齢:24.9) 【日の出・日の入】 日出05:17 日没19:12 昨日まで私用で鹿児島に出ていたので、3日間潜れなかった。。。 屋久島に帰ってくると今度は台風2号の接近で大雨~!(-o-; しかし風はまだかなり緩く、一湊湾内は昨晩からの大雨でドロドロ状態とはいえ、ベタベタに凪ていた。 一湊川から流れ込んだ泥水はまだ一湊タンク下には入り込んでおらず、水中は思いのほか透明度は悪くなかった。 つまり、いつもの台風前の静かな状態。。。 今日は大雨で海に行く足も正直重かったが、調べたいことがあったので午後から思い切ってエントリー。 調べたいことというのは最近、新標準和名が提唱された「ミズヒキミノカサゴ」の屋久島での生息状況だ。 近似の「ネッタイミノカサゴ」との棲み分けも気になる。 ダイバーの間ではとてもメジャーな魚にネッタイミノカサゴという魚がいる。 これとよく似た種類の魚がもう一種いて、どうも日本ではこの2種を混同していたらしい。。。当然一方には和名がないため、新標準和名「ミズヒキミノカサゴ」が提唱されたそうな。。。 (参考:ミズヒキミノカサゴ(新称) | RELAX…?) この2種にはいくつかの形態上の違いがあるのだが、どれも個体差や変異の範囲内なのでは?と思ってしまう微妙な違いなのだ。 その中で最も識別しやすいポイントが以下の点だ。 ミズヒキミノカサゴの胸鰭の膜の部分に6–24 個の斑点があり、糸状に伸びる部分に赤色から褐色の縞模様 ネッタイミノカサゴの胸鰭の膜の部分に3–17 個の斑点があり、糸状に伸びる部分は一様に赤色または白色 ただ両者を写真で比べてみると、その違いが微妙すぎて、かつそれ以外の部分にまったく違いを感じないため「本当?」ってのが正直な感想。。。(笑) これから僕がやりたいのは、ネッタイミノカサゴとミズヒキミノカサゴ(新称)が実際の水中で本当に繁殖隔離しているのか調べる事。 2種が日常的に交雑していたら、また話は違ってくるような気がする。。。(笑) というわけで、まずは両方の胸鰭のパターンを実際に見てみる事にした。 ミズヒキミノカサゴ?ネッタイミノカサゴはいつも-15mの場所に溜まっているので、まずはそこに行ったのだが、どういうわけか今日は1匹もいない。。。(・・;) 仕方なく-25m付近まで降りると、最初に出会ったのがまさに胸鰭の糸状に伸びる部分が紅白の縞模様になっている子だった。 しかも、クッキリ! 上記識別点から同定すると、確実にミズヒキミノカサゴで間違いないだろう。。。 魚は成長過程で模様や色が変わるものが多いので、サイズもしっかりメモっていく。。。 この子は15cmくらいの小さな若魚だった。 単体で佇んでいて、周りには他の個体やネッタイミノカサゴも見られなかった。