ニューギニアベラ

ニューギニアベラ

12
12月

【ポイント】 吉田/一湊タンク下No.1 【水温】 21.8℃/21.8℃ 【透明度】 30m 【海況】 やや時化気味 【天候】 晴れ 【潜水時間帯】 9:05-10:21/11:27-13:09 【潮まわり】 08:20 209cm 満潮 / 14:02 98cm 干潮 / 中潮(月齢:16.9) 【日の出・日の入】 日出07:04 日没17:17 ベラKさんの最終日。 ようやく北西の風がおさまり、今日はそれなりに海は凪ぎた。 一番ベラKさんをお連れしたかった吉田も今日は何とか入ることができた。(そうはいっても、ここはまだやや時化気味) 透明度もグーンと上がって30m近い視界だ。 吉田は何の変哲もない広い台地で、時期になると海藻が覆い茂り、徐々に勾配が下がる緩い傾斜地だ。 いろいろなベラがここにはいるのだが、「屋久島ならでは」とも言えるようなベラ類も多い。 ニューギニアベラは屋久島だとたいていどこのポイントでも見られ、そのほとんどはしっかりとしたハレムを形成しているため、産卵も見られる。 すでに繁殖期ではないので、興奮色などはなかなか見られないが、ヒレをバシッと開いたオスが撮れてKさんも満足したようだった。 このポイント一番の「屋久島ならでは」ベラはウスバノドグロベラだ。 今現在、国内では確実に見られる場所は皆無と聞いている。 屋久島でも見られるのは今現在はこの吉田だけで、大きなオスを中心とする十数匹のハレムがあって、やはりここで産卵も見られる。 ここには前もKさんを連れてきたことがあったので、ウスバノドグロベラにカメラを向ける事ないのだが、割と小さな若魚がいたので一応数枚シャッターを切ってくれた。(笑) 不思議なことに、これよりも小さな幼魚が全然見つからない! 何か他の魚と勘違いしているのかな。。。(・_・; ニューギニアベラのオス ウスバノドグロベラの若魚 最後の1本はKさんと相談して一湊タンク下に戻り、砕波帯でのキヌベラ狙い。 それとトモシビイトヒキベラのヒレ全開だ。 トモシビイトヒキベラも屋久島には多いベラで、ハレムも各ポイントにあって、繁殖期(初夏)だったらヒレ全開は結構、普通に撮れる。 しかし、なぜかKさんのベラ・ファイルのトモシビイトヒキベラのオス写真は元気のない子。。。 多分、たまたま時期が悪かったのだろうが、もうすぐ出版だったら、もう間に合わないだろうと僕もKさんも思っていたのだが、運良く求愛(威嚇??(^_^;))してた! 水深1-2mの砕波帯を縦横無尽に動き回るキヌベラは、その生息環境と動きの速さ、大きさ(1m近い)で撮影難易度は超上級。 しかし産卵間近なのか、同じような場所をずっとウロウロしていた上に、僕とスタッフが両端をブロックしていたので、何とか近くで撮影することができた。 この2種に関してはKさんもかなり満足していたので、僕もちょっと嬉しかった。(^^)

18
11月

【ポイント】 吉田 【水温】 24.5℃ 【透明度】 25m 【海況】 凪ぎ 【天候】 くもり 【潜水時間帯】 10:08-11:40 【潮まわり】 05:35 56cm 干潮 / 12:27 189cm 満潮 / 18:33 110cm 干潮 / 小潮(月齢:22.3) 【日の出・日の入】 日出06:45 日没17:20 何やらまた黒潮が近づいているのか、昨日までは濁り気味だった海がまたクリアーさを取り戻していた。 モンスズメダイ近似種を探して、今日は吉田に行ってきた。 吉田というポイントは年間数回入る程度のポイント。 というのも一般受けはまずしないであろうポイントなのだ。(笑) 通常、ダイバーに限らず人間はな~んも変わらない日常に飽き、より大きな刺激を求めるのが普通。 今まで見たこともないような生物を見たいというのも、魚ではない変な生き物や肉眼ではなかなか見れないような小さな生物をつい探してしまうのも、潜り込むうちに魚ではなくてウミウシや甲殻類、はたまたイカ・タコや海藻、プランクトンなどよりマニアな生き物に興味が移っていくのもきっと刺激を求めているからだと思う。 また、いつものダイビング・エリアでは見られないような魚がいる深場やタイドプール、そして淡水域などに興味を持つのも、まさにそういう理由からだろう。 そういう意味で吉田というポイントは、こうしたごくごく普通のダイバーにとっては刺激の少ないポイントなのだ。(笑) 決して魚影は薄くはないのだけど、変化のない平坦な地形に一般的なベラ類やブダイ類、ニザダイ類の幼~若魚がウジャウジャいるという印象。 しかし、どれも日本のダイバーからしたら、国内ではごく普通に見られるような種類ばかりで、珍種やレアモノの類はほとんど見られない。(^^;) しかも、どれも地味。 実際、このポイントにゲストを連れて行って、「いや~面白かった!!」という感想はあまり聞かない。。。(笑) しかし、ビキナーダイバーやそれとは逆に数千本レベルで半端なく潜り込んでいる超ベテランダイバーのウケはそれほど悪くはないのが面白い。(^^;) 今日のこの時間の吉田はあらゆるベラたちが産卵間近の浮ついた感じがあって、オスはどのベラもバリバリの婚姻色になっているものが多かった。 もう1-2時間エントリー時間を遅らせば、様々なベラの産卵が見れたかも知れない。 求愛中のウスバノドグロベラのオス 求愛中のニューギニアベラのオス